ABOUT

SARAKICHIについて

sarakichiiさらきち

History

更紗屋吉兵衛<更紗屋>更吉が屋号です。 富田吉兵衛を取りました。 代々、東京の染・江戸更紗や東京のおしゃれな小紋を染めてまいりました。 SARAKICHIをプロデュースする富田染工芸の工房は神田川にかかる面影橋の近くに古くから位置しています。面影橋は広重の「名所江戸百景」に表現されていて当時太鼓橋であったことがわかります。 SARAKICHIのロゴにはその当時の面影橋がモチーフとされています。外側上部の半円がその橋で、下部は水面に移る橋を表しています。SARAKICHIをひらがなで書くとそれぞれが反転した文字のようになり(さらきち)、左右対称を試みることで家紋のようにもみえます。

SARAKICHIは着物の歴史とその伝統技術を基軸としながらも、現代に流れを乗せて新しいデザインを生み出すブランドとして、女性もののスカーフやストールだけではなく「小紋タイ」や「小紋チーフ」など、男性向けアイテムへと、その枠を広げています。近年では、ドイツのアンビエンテやパリでのメゾン・エ・オブジェなどの海外展示会での発表を重ね、国内外からの高い評価を得ています。 伝統工芸に対しての新たな世界感を生み出すと共に、ひとつひとつ手染めであるからこそ感じられるクオリティを大切に皆様にその素晴らしさを、お伝えてしていきたいと考えています。

SARAKICHI is a new fashion brand from Tomita Somé-Kogei, Tokyo, Japan. Tomita Somé-Kogei has been operating a traditional Japanese technique upon dyeing garment of kimono for more than 200 years. SARAKICHI produces scarves, pocket cheifs, ties, using with an exactly the same dyeing method as an old time but with contemporary touch in its design. They often collabotate with designers nationally and internarionally. Their aim is to create a new perception towards ’a tradition’ and transform ‘an old traditional style’ to something novel. These products are produced carefully all by hand and the quality is promised. Each item is absolutely unique and original. In recent years, many products have been introduced at international media and trade shows. Tomita Somé-Kogei wishes to impart SARAKICHI products and this fine and delicate Japanese traditional technique to people, domestically and internationally.

Historical Calendar

1882年 初代 富田吉兵衛が東京市浅草馬道に工房を設立
1911年 二代目 富田市兵衛が、現在のスクリーンの原型である写し絵型で特許を取得
1914年 三代目 富田雄平・和歌が現在の早稲田に神田川をさかのぼり、工房を移設
和歌は、作家宇野千代先生と懇意にして宇野千代小桜着物を制作
1949年 四代目 富田弘介は国指定<現代の名工>に選ばれる
2006年 五代目 富田篤、現在の社長に就任、数々の公的役職を兼任、現在に至る
2012年 SARAKICHI立上げ
2022年 六代目 富田高史、現在の社長に就任。富田篤、旭日単光章の叙勲を拝命。会長に就任。

1882 Toimta Kichibei founded a factory in Asakusa-umamichi, Tokyo.
1911 Toimta Ichibei obtained a patent of Utsushi-egata which became a prottype of the current type of screen.
1914 Tomita Yuhei and Waka moved the factory to the current location, by the Kanda river in Waseda, Tokyo.
Waka produced Unochiyo-kozakura Kimono with a renowned Kimono designer, Uno Chiyo.
1949 Tomtia Kosuke was elected to the Gendai no Meiko, as a honnered craftsman (nationally desginnated).
2006 Tomita Atsushi became CEO and also holds many public roles.
2012 Launched SARAKICHI collection.

130年以上の歴史とともに着物を染め続ける
富田染工芸が展開するファッション小物のブランド SARAKICHI (さらきち)
着物の歴史とその伝統技術を基軸に現代に流れを乗せて新しいスタイルを発信していきます。

東京染ものがたり博物館

工場に併設されている「東京染ものがたり博物館」は私どもが扱う東京染小紋と江戸更紗を中心に、染色の技法や作品、粋でモダンな感覚を折り込んだ東京の染めものを広く皆様にご紹介し、この貴重な伝統工芸を未来に語り伝えていくことを願いとしております。
店内ではSARAKICHI商品もお求めいただけます。

Company

sarakichiiさらきち

SARAKICHI(さらきち)
東京染ものがたり博物館

電車をご利用の場合
  • JR山手線、西武新宿線、東京メトロ東西線 
    高田馬場駅から 徒歩15分
  • 東京メトロ副都心線 
    西早稲田駅から 徒歩10分
都バスをご利用の場合
  • 甘泉園公園前駅から 徒歩3分
都電をご利用の場合
  • 面影橋駅から 徒歩2分

Parent Company

株式会社富田染工芸

江戸時代より継承され続ける技と技法 徳川家康によって幕府が開かれると、江戸は多くの人口を抱える世界的な大都市になりました。人々が日常着る着物には、武士の裃に代表される小紋染や中近東から渡来した更紗などが染められ、特に染色に必要な良質の水が豊富に仕えた神田や浅草に多数の染色業者が居を構えました。 しかし、明治以降、川の汚れが目立つようになったため、染色に適した水を求めて、染色業者は神田川を遡り、江戸川橋や落合へと移転していきました。富田染工芸が現在の場所に創業したのは大正三年のことです。 これ以後、神田川と支流の妙正寺川の流域には染色とその関連業者が多数集まり、新宿の地場産業として、江戸以来の伝統を守り続けているのです。 株式会社富田染工房の
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